自衛隊OBがフィリピン戦ゆかりの地を訪ねた旅行記のようなものです。
2016年発行で比較的新しく、かつ自衛隊OBの本ですが、
まさかの自虐史観の立場から書かれています。
これはびっくりしました。
例えば、フィリピンが建てた戦争記念碑など、「戦跡」に沿ってフィリピン戦が説明されており、
事実かどうかなどの検証は基本的にはなく、現地で書かれた内容そのままを伝えています。
韓国の慰安婦像よろしく、あちらが建てた碑や記念館などは、
日本に好意的でないだけでなく、事実ではないようなものもあります。
素人から見ても、調査が必要だと思った記述をいくつかあげておきます。
いつか調べて書きたいと思います。
・サンチャゴ要塞内のフィリピン人捕虜虐殺メモリアル
日本軍は、サンチャゴ要塞内でゲリラとみなした男たちを収容し、
玉砕の直前に彼らを無慈悲にも殺害した。
・メモラーレ・マニラ 1945モニュメント
マニラ市街戦では当時の人口70万人のうち、約10万人が亡くなったが、
その過半数が日本軍の虐殺によるものだった。
・ラサール大学の虐殺
1945年2月12日、20人近い日本軍が建物に入ってきて、突然士官の命令で刺殺を始めた。
逃げ惑う一般市民、男女、子供問わず刺殺され、終えると死体を階段の下へ投げ込んだ。
・ベイ・ビューホテル・集団強姦事件
エルミタ地区では市街戦の末期、日本軍によって400人もの様々な国籍の女性が連行され、
強姦された。
そして、これらの事件、どなたか詳しい方いらっしゃったら是非教えてください!
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