【参考書】軍歴証明の見方・読み方・とり方

Amazonで軍歴証明に関する書籍を検索すると、出てきたのがこの本でした。

軍歴証明を取り寄せる前なら、どこにどのように取り寄せたらよいか書いてあるので

参考になるかもしれませんが、

私の場合は、読んだのが資料を取り寄せた後だったので

そんなに重要な情報はありませんでした。


「軍歴証明に書かれている記述の読み解き方」が

書かれていることを期待したのですが残念でした。

ただ、戦史に必ず出てくる「師団」などのワードや、

戦死すると階級が上がるなど、新しい発見もありましたので

以下にまとめてみました。



「師団、連隊、大隊、中隊、小隊、分隊」とは?

師団は平時において最大の部隊であり、

師団司令部、歩兵3~4個連隊、砲兵連隊、工兵連隊、輕重兵連隊、捜索連隊、

通信隊、野戦病院等の各部隊を隷下に持つ諸兵科連合部隊。


・輕(軽)重兵連隊・・・後方の拠点から物資、弾薬を補給し、師団まで運送する専門部隊

・工兵連隊・・・部隊の進撃路を作り、味方陣地を建築し敵陣地を破壊する。


例えば、歩兵連隊の編制で例えると

連隊は通常3個大隊で編制

大隊は3~4個中隊で編制

中隊は3~4小隊で編制

小隊は3~4分隊で編制

分隊は10人程度で編制

※戦時・平時の違い、年代や部隊の違いによってその内容は変化するようですが、

師団は、約810~1,920人の組織ということですね。


大叔父の戦跡を訪ねて -ミンダナオ島・陸軍第41連隊-

0コメント

  • 1000 / 1000