軍歴証明の取得③ 戸籍の取寄せ

大叔父の生年月日が記載された書類は、戸籍関係の書類だと思いましが、

具体的に何という書類を請求すればよいのかわかりませんでした。

そして、直系でもないので、請求できるのだろうかと疑問がわいてきました。

しかし、調べていくうちに

亡くなった人の戸籍の記録が取れることがわかりました。

いわゆる「除籍謄本」というものです。


除籍謄本とは、戸籍に記載されている人が死亡したり、婚姻や転籍などにより新たに戸籍を作るなどして全員が除かれ、その戸籍に誰も在籍していない戸籍のことを除籍簿といい、その除籍簿の全てについて証明したものを「除籍謄本」、一部について証明したものを「除籍抄本」といいます。  除籍全部事項証明とは、コンピュータ化されている戸籍の場合、除籍謄本は「除籍全部事項証明」、除籍抄本は「除籍一部事項証明」と言います。


大叔父は未婚であったため、記載があるのは

曾祖父の除籍謄抄本(除籍の全部事項証明書)。


曾祖父は自分の直系なので、取得できるだろうと

早速、戸籍がある市町村の市民課に依頼しました。


依頼は、専用フォームに記入するのですが、

請求理由欄というものがあり、自由回答形式だったため

正直に「軍歴証明照会のため」と記載しました。


幸いにして却下されることはなく、縦書きの手書きで書かれた

昔ながらの戸籍のコピーが送られてきました。


この際に難儀したのが、戸籍関係の書類発行の際に支払う手数料のお支払でした。

郵送請求だったため、

手数料は郵便局で取り扱っている「定額小為替」のみ。

定額小為替は、郵便局の貯金窓口でしか取り扱いがなく、

切手のようにコンビニでは買えないのです。


しかも、郵便局の貯金業務はだいたい昼の3時で終了し、

大都市の限られた郵便局でも6時くらいには閉まります。

当時は、郵便局が近くにない内勤OLであったため、

昼休み返上で少し離れた郵便局へ行かなければならず、

ここで少し時間がかかりました。


しかし、この除籍謄本がのちに兵籍窓口へ提出する書類にもなり、

軍歴証明取得の重要な一歩になりました。


軍歴証明の取得④ 必要な書類を提出する

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